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いむら君のコーナー : アーカイブ

最近お会いした社長さんたち(2)

最近会う社長さんたちに
「面接って社長さんがするんですか?」
と聞いている。

「そうだよ。」という社長さんには
「面接の時は何を見ているんですか?」と聞く。

たいていは「一緒に働ける人かどうかを見てるよ」とおっしゃる。

「一緒に働ける人かどうかはどこを見ればわかるんですか?」

すると、
「挨拶や、礼儀、体力など基本的なところがちゃんとしているかを見るねー」とか、
「昨日できへんかったことは今日できるようになろうと思える人かどうか」とか、
「働きたいというやる気が伝わってくるか」などとおっしゃる。

「やる気はどうしたら伝わってくるのですか?」

社長さんたちは少し口ごもりながら
「やっぱりなんでもしますとかいって気持ちを伝えてくる人。」とか、
「会社、仕事のことをきちんと調べてくる人なんかからは伝わってくるよね。」と
教えてくださる。
「会社では仕事を教えることはできても生活支援はできないから」と
付け加えて。

そういえば私が訪れたある会社には
「人の能力を発揮し無限の可能性を引き出す」
が会社の基本方針と書いてあった。
また、「できないをできる仕事に」とも。

ひょっとしていい会社、社長さんに当たりすぎ??
いろんな社長さんたちとお会いしたいですとこのブログに投稿して一年。
少しずつですがいろんな社長さんたちとお会いできるようになりました。

自分から発信して、あきらめずに動き回っていると
少しずつだけど目標に近づくことができるんだなあと
感じています。


井村 良英

最近お目にかかった社長さん(1)

最近お目にかかった社長さん方に
ちょっと不躾な質問を投げかけている。

「最近の会社は人を育てないんですか?」

私が関わっている若い人で、
会社は人を使い捨てる、
しかも人間関係ドロドロ…、
そんなイメージがあって働くって怖い?
ということで就労への一歩が踏み出せない
という人が結構いる。

また、会社は即戦力を求めている!というイメージで、
スキルを身につけておかなければ通用しないということで
資格の勉強ばかりにはしっている人も結構いる。

彼らはなんとなくそういった社会の雰囲気を
肌で敏感に感じ取っているのだ。しかし、
その肌で感じ取っていることが事実かどうかを
確認することは大事だと思うので、
社長さんたちに思い切って聞いてみるのだ。
(社長さんにお会いできるチャンスもなかなかないし。)

すると、たいてい
「人を育てない会社なんかないんちゃうかー」
と返ってくる。
「だって、そこで働いている人が成長せんかったら会社も成長せんやんか」
と続く。

うーん、言われてみて至極当たり前の話のように聞こえるのだが、
彼らが肌で感じ取っている感覚と違いすぎるお答え。
この違いは何なのだろう??

深く考えてもわからない。
まあ、世の中には人を育てる会社もあるし、
人を使い捨てにする会社もあるかもしれないということだろう。

人を育てる会社もある。この事実に出会って勇気が出ました。
社長さんたち、ありがとう。


井村良英

ハイネケン(2)

若年者の自立を支援する現場には
こんな‘ハイネケン’な話はきっと溢れていると思う。
僕は、自分の現場しか知らないので
他の人の話もぜひ聞いてみたいと思う。

一昨年「ニート」という言葉が登場したお蔭様で
今まで全く光のあたらなかった
社会的に孤立した若者達にも光があたり、
広く興味を持っていただけるようになった。

興味を持っていただけるようになったことは
とてもうれしいが、ご批判もいただくようになった。

「何でそんな働きもしない若者を支援しなければならないのか?」
「甘やかしすぎなんちゃう?」
といった批判だ。

僕は7年前に「ひきこもり」と呼ばれていた
家族以外と交流のない青年達に始めてであって以来、
様々な場面で社会的に孤立している若者が
日本にたくさんいることを知った。
社会的に孤立している状態とはつまり、
「社会」や「会社」で育つ機会を失っている状態であるのだから、
家族と本人の努力だけではどうにもならず、
例えばDさんのように支援を受け、
「社会」や「会社」に入る準備をし、
「社会」や「会社」で一人前に育つことが必要だ。

僕は、家族以外の大人が若者を育てていくこと、
若者に関わる大人が増えることが困っている人たちを
甘やかすことにはならないと思っている。
家族も、本人も今ある状況を抜け出したいと思っていて
なんとかしたいと努力しているのに、
「甘やかしている親が悪い」
「努力の足りない本人が悪い」と
感情的に責められつづけている人たちがいることも知った。
親や本人を責めても何も始まらないのに・・・。

海外の貧困で困っている子ども達の里親になったり、
いろいろと支援をする人は多いのに、同じ日本で暮らす、
この人たちを一人前の社会人に育てる人、支援する人は少なく、
批判する人が多いのはなぜだろう、とずっと思っていた。

最近気づいたことがある。
「ニート」の批判をする人は、「ニート」に出会ったことのない人だ。
僕も必死な彼らに出会っていなければきっと批判していたと思う。
普通に暮らしていると「ニート」に出会う機会はないだろうから
イメージで捕らえてしまうのは当たり前かもしれない。

だから、「ニート」を知る若年者を支援する現場の人たちは
現場に来る若者のこと、起こっていること、‘ハイネケン’な話
などの事実を今、淡々と伝えることが大事だと思う。

今日で「いむらくんのコーナー」は終わります。


井村良英

ハイネケン

うれしいことがあったときは
ちょっと奮発して大好きな
ハイネケンビール(210円)
を買って1人祝杯をあげます。

数年前、
「お母さんと一緒じゃないと外出できない」
という20代半ばの女の子がいました。
清潔で長い髪、おしゃれなスカート、
少し濃い目のお化粧。
そのきれいな装いは
「外の人から変に思われるのは絶対イヤなの」
という彼女の強い不安の表出であるかのようで、
外界に一部のすきも見せない鎧かぶと
のように思えました。

約半年の支援を経て、
それからさらに数年経った今年の正月、
彼女から
「○○○の地下△階で働いています」
と年賀状がきた。
○○○は全国誰でも知っている大型小売店だ。

昨日こっそりお店にいってみた。
広い店舗を3周しても
彼女が見つからないので
あきらめかけたところ
目の前で在庫を数え、
メモをしている店員さんがいた。
さっきから一生懸命働いている店員さんだ。
そっと名札をのぞいてみると、Dさんだ!

髪はショートカットになっている!
しかもジーパンをはいている!
かわいいピアスもつけている!
あまりの装いの違いに僕は戸惑ってしまった。

一生懸命在庫チェックをして、品出しをして、
お客さんへの受け答えもしている。もはや、
人と話すときは常に緊張して顔を赤らめていた
僕の知っている彼女ではない。

彼女の数年前の装いは働く人の装いではなかった。
支援をきっかけに「えいやっ」と飛び込んだ社会で
もまれ育てられた結果が今の姿なのだと思った。
もう全然違う世界の住人のような気持ちがした。

声をかければ喜んでくれることはわかるけど、
彼女の真剣な働きっぷりに魅せられて
声をかけることができないまま帰ってきてしまった。

彼女が生き生きと働いている姿がとてもうれしくて
帰り道、ハイネケンを買った。
彼女には今から手紙を書いてみようと思う。


A´ワーク創造館
井村良英

一ヶ月アルバイトにこない?

今朝、就労体験を受け入れたことのある事業所さん
から電話があった。

ちょっと忙しくなるので、前の研修生に一ヶ月きてほしいんやけど、と。

彼は、おとなしいが融通が利かないので、ひと手間もふた手間も必要。
「でも、彼はPCもできるし、知っている子の方が使いやすいんで」
といってくださる。

個性的であるがゆえに孤立しがちな若者が緩やかなつながりを増やし
仕事を見つけていく。つながりに感謝。

「滑らない靴を買いにいこう!」

定食屋さんに就労体験の挨拶に行った青年が、事業主さんから
「うちの床は油とかで滑るから、怪我がないように滑らない靴を買いにいこうよ」
と誘われたんです、とうれしそうだ。

彼はまだ働いたことはないが、将来飲食関係で働くことを希望している。

目を丸くして、そして輝かせていた。

あー、こんな事業主さんがいらっしゃること。それがニートのそして、
ニート支援者の希望です。

井村良英
A´ワーク創造館  TEL06-6562-6142
http://www.adash.or.jp/

ある一日

最近、深刻な顔をしたB君からこんな相談を受けました。

B君 「就労体験が終わった後に、事業主さんから食事に
連れて行ってもらった際に、『ビールは飲めますか』、と
きかれたので、『飲めます』、と答えたら、僕のコップについで
下さった。その後、事業主さんは自分のコップに自分で
ビールをつがれたのですが、そのとき、僕はビールを
ついだ方がよかったのでしょうか。」

私  「ふむふむ、それは、ついだ方がよかったやろうねえ。」

B君 「やっぱりそうでしたか。(がっくりと肩を落とす)」

私  「まあ、そう気を落とさずに。ひとつひとつ経験していきましょう。
では、そんな君に問題です。事業主さんと二人きりのとき、
『今日は車で送っていってあげるよ』、といわれたとき、
助手席か後部座席、君はどちらに座りますか」

B君 (迷わず)「後部座席」

私  「不正解!」

B君 「えー!!!!」(絶句)

私  「君だけじゃなく、みんな『後部座席』っていうねんなー。
『後部座席』は子供か社長の席やねんからよろしく!」

みんな、なんとなく知っていることなんだけれども、
いざ社会で初めてやるシーンになると、戸惑ったり、
失敗したりすることって普通に誰でもあると思う。
学校にちゃんといけてたり、友達がたくさんいたり、
相談できる人がいたりするとそういうことも年相応に
できるようになるのかもしれないけれど、社会的に孤立して、
家族としかほとんど関係のない彼らが、
おっかなびっくりやっていることを誰が責められるのでしょうか。

彼らを見ていると、人は社会で学ぶことってたくさんあるんだなあと思います。
年をとって、年相応じゃないことの恥ずかしさって、
誰でもあると思う。彼らだって同じです。
そういう人が勇気を振り絞ってやっているのです。

失敗するチャンスを与えて下さい。
暖かく、そして厳しくご指導いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
彼らは十分に働ける力はありますので。

井村良英
A´ワーク創造館  TEL06-6562-6142
http://www.adash.or.jp/

「電話ができない」

あの人に今電話をしてもいいかなあ、忙しくないかなあ、
と思ったり、気を使いすぎて電話ができなかったという
経験はありませんか?

面接のアポを取るとか、知らない人に電話をすることは、
社会経験の少ない人にとって、社会に入る入り口で、
高く聳え立つハードルのひとつになっています。

電話の仕方、他、人の話を聞くときはメモをとる。
言い訳をしない。挨拶は自分からする。

たくさんあるハードルへの対処法を講習で習って、
知識と少しの自信をつけても、いざ実践しようとすると、
頭が真っ白になってしまってできないケースがたくさんあります。

普通の職場やアルバイト先であれば、
「社会経験がなく、やろうと思っても緊張しすぎてできないのです」、
と言えたとしても理解してもらえることはまれでしょう。
それは彼らも敏感に感じとっている。だから、
それを乗り越えていけるまでの力もまだたまっていない場合は、
一歩踏み出す勇気が出なくなってしまいます。

就労体験ではそういう彼らにチャンスをくださる事業所に
お願いしています。

何でそこまで、めんどくさいと思われる方もたくさんいらっしゃるかもしれません。
でも、逆にその一歩を乗り越えることができると、
彼らは能力を発揮します。もともとがまじめだし、働くことにとても真摯だし、
ちょっと融通が利かないところもありますが、
「信頼」できる戦力になっていっています。(仕事内容にもよりますが)。
信頼できる人材がいるのに使われないのはもったいない。
私たちは、最初の手間をかけてくださる、彼らからの電話を受けてもいいよ、
といってくださる皆様にお会いしたいのです。

井村良英
A´ワーク創造館  TEL06-6562-6142
http://www.adash.or.jp/

不登校病

本当に大事なときに休んでしまう人がいます。
学校の行事で言うと、卒業式とか、遠足の日とか。
そういう大事なときに休んでしまうことを「不登校病」と
いうのだ、ということを随分前に不登校経験者のM君から
教えてもらったことがあります。

最近、大事なときに休んでしまった22歳のA君がいました。
これは、きっとM君から教えてもらった「不登校病」だ!と
ピンときたので、その日の夜に電話をかけたら、
次の日に会うことができました。
(一回休むと、次もまた行きづらくなるので早期に
対応することが必要です。)

かなり緊張の面持ちの彼に、ニヤニヤしながら
(不登校病だろうという目つきで)「昨日なんで休んだん?」と
聞くと、プーッと彼はふきだして「何でわかったんですか?
(不登校病のことを・・・)」と、問題は無事解決して今、
彼は元気です。大切なことを教えてくれてありがとう、M君。

その後、A君は、何度か不登校病を繰り返しました。
仲間にも迷惑をかけました。そこで、彼はたまらず
「実は、僕大事なときに休む癖があるんです、迷惑かけてすいません」と
カミングアウト。仲間は、ほぼ、不登校経験者なので、
彼の話が本能レベルでわかるらしく、
「気にしなくていいよ、僕達もそうだから」と
一人一人一言ずつ声をかける。

そのときの彼の晴れやかな表情と、
その後の仲間達の結束力の高まりの様子は、
忘れることができない。
自分の問題にちゃんと向き合っている人の力を
見せ付けられた思いでした。


井村良英
A´ワーク創造館  TEL06-6562-6142
http://www.adash.or.jp/

「またね」

受講生、研修生、訓練生と別れるときは、
必ず「またね」という言葉を使う。

社会経験のない、少ない若者が通ってくるが、
彼らが通ってくるまでにたくさんハードルがある。
近所で人に会わないか、元同級生に会わないか、
怖い人に絡まれることはないか、電車の乗り継ぎは
どうしたらいいのか、場所まで時間どおりにつけるか、
そこの人はいい人だろうか、途中でおなかが痛くなったら
どうしよう・・・。などなど。
社会経験はないが、数少ない経験の中に、
不登校の経験や、いじめられた経験があれば、
その印象が大きな存在となるのもあたりまえ。

通所型支援の欠点は、そんな彼らに
‘自分で通ってもらわないといけない’ということ。

だから、本人が初めて電話をくれたときには、
「電話してくれてうれしい」という気持ちを伝える。
その人がどれほどの勇気を振り絞って電話をくれたのか、
そこに思いをはすからだ。

親や親戚、学校の先生や、保健士さんなどが
本人の代わりに電話をくれるときがある。その時は、
「最初は一緒にきてくださってもいいのですが、
できればくるまえにアポイントを自分で取る電話を
してもらえるように本人さんに伝えてください。」と
なるべく丁寧に伝える。

その理由は簡単。

事実として自分でアポイントを取れない人が
講習に継続して通いつづけられる事はないからだ。
家族以外と接する機会のない人が知らない人に
電話をするハードルは確かに高い。だから、
そのハードルを前にして、彼らは葛藤する。
その葛藤が乗り越えられるか、乗り越えられないかは、
今の状況から何とかしたいという思いの差だと
僕は考えている。自分の力で乗り越えていこうという思い、
そして、乗り越えられる力のある人は電話ができる。
僕が今支援できる人はこのタイプの人です。ということを伝えているのだ。

最初の電話で親御さんなどには、
「自分の力で乗り越えていくタイミングにある人が
うちには向いています」ということを伝えなければならない。
そうはいっても、親御さん達だって必死の思いで
電話をしてきてくれている。だから、
「私たちの活動、親御さんの思い、ご本人さんの思い、
それぞれが前向きで、いいことをしていたとしても、
途中でこれなくなってしまうと、本人さんが、
やっぱりダメだったと思うと思います。もうこれ以上
失敗体験はできない。タイミングがずれるだけで
めちゃくちゃになってしまうケースがあるんです。
うちは、年二回やっています。本人さんがこれる
タイミングはきっときます。」と。そして、
「くれぐれもご本人さんによろしくお伝えください」と
いって電話を置く。

親御さんたちを通じてしか当面の情報収集のできない
彼らには、その通じてからの印象がとても大切。だから、
こちらの本当の気持ちが伝わるように思いを込める。

もう一度書くが、通所型支援の欠点は、そんな勇気を
振り絞って全開エンジンで出てきてくれている彼らに
‘自分で通ってもらわないといけない’ということ。

せっかく一度きてくれても、もう一度あえる保証は
どこにもない。

だから、お別れするときには、思いを込めて見送る。

「バイバイ」「さよなら」と別れてそれっきりあえなくなって
しまったケースもいっぱいある。
だから、僕は「またね」という言葉を使う。
次にまた君とあいたいよ、という気持ちをのせて。
こちらの気持ちを押し付けずに、こちらの気持ちを
伝える大切な言葉。「またね」。

井村良英
A´ワーク創造館  TEL06-6562-6142
http://www.adash.or.jp/

いむらくんのコーナー(06年02月)

「ココロよりカタチ?」

「私、アトピーが治るまで働きません」最初の面談のときに、
静かではあるが、はっきりとした口調で宣言した女の子がいた。
彼女は当時、21歳。短大を卒業し、就職活動もうまくいかなかったのだという。

「なんで?」と恐る恐る聞き返したことを今も昨日のことのように思い出す。
「彼女は、食品関係の勉強を学部でもして、関心もあったので、卒業後に
食品関係の工場へアルバイトの面接に行ったのですが、アトピーなので、
ちょっとといわれてしまって・・・。いい子なんですが・・・。」
口ごもる彼女の代わりに付き添いの人がそう答えてくれた。

21歳の女の子が、もしも本当に面と向かってそんなことを言われた
のだとしたら、そんなショックなことはないだろう。彼女の強い決意にも
僕はうなずくことができた。

いろんな支援をへて、1年後、彼女は、カフェで働くようになっていた。
見違えるようにてきぱきと働き、接客する彼女の姿がそこにあった。

彼女が帰ったあと、スタッフと話した。
「実は彼女、過去にアトピーで仕事断られたことがあるねん。
あのいきいきと働いてる姿信じられへんわ。」

さっと、スタッフの顔色が変わった。
「うん、うちでもたまに、お客さんに言われることあるよ。
アトピーがある彼女は、飲食業に確かに向いてへんかも知れへん。
でも、彼女が一生懸命働いている姿を見ると、自分らも意を正されるし、
何かできへんかなあと思ってしまうねん。今、彼女にはいい病院の情報とか、
調べて伝え、病院も代えて、少しずつアトピーもよくなってきてるよ。
もう少し仲良くなれて、生活習慣のことまで言えるような関係になりたいねん。」

今、彼女の周りには、親身になってくれる他人がいる。
社会的に孤立している状態ではもはやない。
親以外に親身になってくれる人と出会えるか、
それがニートの希望だ。

「ココロよりカタチ?」(2)
梅永雄二先生の『LD(学習障害)の人の就労ハンドブック』(筒井書房)
を読んでいて、「ボトムアップよりトップダウン」という言葉に出会った。

能力を底上げ(ボトムアップ)するよりもLDの人の能力をよく見定め、
彼らに合った仕事、彼らの興味のある仕事を選択し、本人が納得したうえで、
その仕事を行うことが必要、目的指向型(トップダウン)の指導が
重要というお言葉にスーッと気持ちが軽くなった。

アトピーの彼女の例をあげるまでもなく、
「働きたい」という「ココロ」はあっても、
企業から求められる「カタチ」にあわなくて
面接に受からないという青年は多い。

いくら頑張っても求められる「カタチ」に
あわなければどうすればいいのか?
その時は、自分の「カタチ」にあうところを見つけようよ。
もうこれ以上自分を責めなくてもいいよ。


A’ワーク創造館
http://www.adash.or.jp/

Old Topics
2005年11月27日 08:48 井村君のコーナー
2005年11月08日 17:05 井村君からの伝言

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