おひさ
井上元記者からの情報提供
http://job.yomiuri.co.jp/news/jo_ne_06052907.cfm
いろんな調査があるのは、いいね。
井上元記者からの情報提供
http://job.yomiuri.co.jp/news/jo_ne_06052907.cfm
いろんな調査があるのは、いいね。
玄田さんへの質問16:玄田さんは大学で教えているそう
ですが、学生と年齢差を感じたとき、どのように彼ら彼女らの
心に飛び込むのですか?
飛び込まないよ。あんまり年齢差とか感じたこともないんだけど。
こっちが感じてないだけだろうね。話題とか合そうとか思わないし。
玄田さんへの質問17:最後の晩餐には何を食べたいと
思いますか?
志ん朝は、うなぎって言ってた。そのときは、食べれる身体じゃ
なかったんだろうけど。考えたこともないな。
カレーライスかな。それとシャービック。
玄田さんへの質問18:時間がたっぷりあったら、何をしている
と思いますか?沖縄で泡盛ですか?それとも、ロシアでウォッカ
ですか?
ベルギー、オランダ、ドイツ、チェコあたりをブラブラする。
玄田さんへの質問19:何度か、大人という言葉が出てきました。
大人になるとは、どんなことだと思いますか?
大人とは、
わからんなりになんとかできる人
と、今度出る本では書いてみた。
玄田さんへの質問20:記者にさんざんおっかけられてどんな
気分でしたか?また、おっかけ以上の書きこみをくださる方々や
講演会にきてくださったみなさん、ラヂオをご覧になる視聴者の
みなさまにひとことあれば、お願いします。
えー、おつかれさまでした。山梨とか、結構、遠くまで来ていただい た
こともあったよね。土日とか。楽しい記事を書いていただいて
感謝しています。
(聞き手:井上 智晴)
玄田さんへの質問10:日本語で自分を指し示す言葉に
「私(わたし)」「僕(ボク)」「私(わたくし)」などいろいろあります。
本では「私」が使われていましたが、講演では「私(わたし)」
「僕(ボク)」とが併用されていることがありました。
なにか、玄田さんの中で使い分けがありますか?
大人なので、あまりボクは使わないようにしてるかな。
むかし、工藤啓と参議院の質問会で一緒になったときに
「理事長なのにボクはおかしい。ワタシにしな」と
説教したことあったな。
でも最近出た、養老孟司さんとの対談本では、僕はボクを
連発してたけど。
玄田さんへの質問11:玄田さんは「経済学者」ですが、
経済学者とはどんな仕事をしているんですか?また、「労働経済学」
とはどんな経済学ですか?
一応、講演などでは、どうやれば、みんながハッピーに暮らせるかを
愚直なくらい真剣に考えるのが経済学で、そんなアホじゃないかと
思われることを信じてやっているのが経済学者ということでしょうか。
労働経済学は、どうすればみんながハッピーに仕事をできるか、
その仕組みを愚直に考えることだと思うとります。
玄田さんへの質問12:記者は昔「文章を作る時は”である”調
と”ですます”調は混合しないように」といわれたことがありました。
玄田さんの著書『14歳からの仕事道』(理論社)では、”である”
調と”ですます”調が両方使われていますが、これは読み手
(中学生)を意識しているからでしょうか?
まったく意識しませんでした。仕事道は、ひとり口述筆記として
アテネオリンピックの開会式に書き始め、閉会式に書き終わりました。
あんまりかたちにとらわれすぎないことも大事に思いますが。
玄田さんへの質問13:玄田さんは共著で何人かの方と本を
出していますが(『成長と人材』など)、やはり単独で出す場合と
複数で出す場合は異なると思います。共著の場合、どんなことに
注意しているのですか?
けんかにならないようにする。
でも単著でも、いつも編集者との共同作業なので、広い意味で
共著のようなもんです。編者の意見は大切にしています。
注意しているのは、うちあげをしっかりやることです。
玄田さんへの質問14:研究者の駆け出しの頃と「中年街道まっしぐら」(玄田日
記より)の今とでは、何か変わったと思うことはあります
か?
いいかげんになりました。かなりいいかげんになりました。
そんなに世の中、単純に白黒できないくらいは
わかるようになりました。
玄田さんへの質問15:いろいろと新しいことにもチャレンジして
いるようですが、(『アエラ』06.02.27号など)やはり「1年の計は元旦
にあり」で「今年はこうしよう」と誓いや計画を立てるのですか?
また1年の終わりに何かきまってすることはありますか?
なんでもいいから、新しいことを一つ、二つやれればいいな
と40歳を前にして思うようになりました。実際、中年になって
みて、やったことのないことがいかにたくさんあるかに気づいて
います。
1年の終わりですか。紅白みながら酔っ払って寝てますね。
(聞き手:井上 智晴)
玄田さんへの質問6:講演のパネルディスカッションで司会を
つとめる時、何か心がけていることがありますか。
あんまり前もって考えないことを心がけています。ただ
司会のときには、参加者の方にお願いすることが
あります。それは、一回あたりの発言はできるだけ
短くしてほしい(理由は3つあっても1つにしてね、とか)
興が乗ってくれば、どんどん司会を無視してみんなで
しゃべってほしいとか。後、一番、大事なのは
お客さんはともかく、パネリストのみんなが楽しかったね
って思えれば大成功ですから、なんていいますね。
玄田さんへの質問7:講演で何度か自分の年齢について
話していましたが(「私は今41歳になるのですが。」)、
そんな時、年齢を意識して仕事しているのでしょうか。
年齢はいつも意識してるよ。41歳というよりも
後厄であることのほうが気にしてるかな。
玄田さんへの質問8:研究室は間接照明で仕事をしている
そうですが(スタッフのつぶやきより)、やはり暗いほうが気分が
のって仕事できるのでしょうか?
暗いほうが気分がのるということはないんですけど
暗いほうが落ち着くかな。
玄田さんへの質問9:声の通りがよいと思いますが、人前で
話す時に備え、なにかのどの手入れをしていますか?
浅田飴とか、のどぬーるとか何か。
まったくありません。声の通りがよいなんて、思ったことも
ありません。むしろラジオ(本当の)の録音とか聴くと
声がこもってんなあ、って思いますけど。
(聞き手:井上 智晴)
○今回おっかけの記者と玄田さん本人との紙面対談を
企画しました。
どうぞお楽しみください。
玄田さんへの質問1:講演ではあまり使わないのに、
テレビだと「絶対」なんていいきるのはどうしてですか?
井上記者に言われるまで、自分ではまったく意識していませんでした。
ただ、本当にテレビは瞬間芸で強いメッセージを出さないといけないので
(特ダネ!で反省した)、そんな潜在意識が自然と言葉になってるの
かもしれないね。
玄田さんへの質問2:島根県出身のはず(プロフィールより)
なのに、なぜ関西弁がときおり出てくるのでしょうか?
インチキ関西弁です(笑)。本当は出雲弁で、大阪や兵庫の言葉とは
ちょっと違うし、鳥取や石見とも違う。高校のときの友だちと話すときは
出雲弁です。ただ、たまに講演でしゃべりながら、標準語はちょっと冷たい
雰囲気に感じるときに、インチキ言葉が出ているのかも。そういえば
河合隼雄先生の講演というか芸をきいて、京都弁というか、関西の言葉が
しゃべれると、トクだなあと思ったことがあります。
玄田さんへの質問3:酒のツマミでいちばん好きなものは
何ですか?
ううん、あまり考えたことがないけど。大根とアサリの煮物とか好きかも。
それから白くて細くて長いものなら何でも好き。
玄田さんへの質問4:講演やNHKラジオなどでは、かなり
時間に正確だと思いますが、腹時計のような体内時計を
もっているのでしょうか。
ラジオとか、講演とか、やっているうちに、自然に
時間の感覚が身についた気がします。それと普段
時計をしていないので、それも時間のカンづくりに
役立っているのかもしれない。
玄田さんへの質問5:2日酔いでつらい朝は、どうやって
自分を奮い起こし、仕事場へ向かうのですか。
あきらめます。自己嫌悪で心は泣きながら向かいます。
ただ、二日酔いのときに限らず、朝ひと風呂浴びると
多少さっぱりするね。
(聞き手:井上 智晴)
○第7回 希望学セミナー
日時: 2月23日(木) 15:00-17:00
場所: 東京大学 赤門総合研究棟5階センター会議室
報告: 中林 真幸氏(大阪大学)
「労働と自由 -製糸業における女性労働者の意識-」
ヘーゲルによると、「最初の一歩の有無を言わさぬ押しつけを、
おそらく必要とする」
とても刺激的なフレーズに、胸が躍り出す。
血流量が心なしか多くなった気がする。
続いて、明治時代の諏訪の製糸業。
野麦峠もたいへんだったんだろうが、現代サラリーマンだって、
たいへん。出社拒否症・うつ病etc.
いやいや、女工のあいだで流行ったのは、なんと胃腸病。
だそうです。
今も昔も変わらない。みんなサクロンもって仕事するのかなあ。
諏訪の製糸業の雇用契約はだいたい1年ぐらい。製糸業の
発展にともなって5年ほどになるところもあった。
聞き手からの質問:「長くなったといっても、5年では・・・。」
たった5年。されど5年。
だって、あの頃人生何年だったんだか。
この後も次々質問。希望学はどんどん磨かれていきます。
(この続きはCMのあとにしよう。これからもお楽しみに。)
さて、3月は別れの季節。
飲みすぎ、食べすぎ、胃のもたれ。送別会には愛用の胃薬
もって出かけましょう。
井上 智晴
玄田 有史東大助教授が解析
女性にも大きな「影響」に驚き「職」の不安が出産の不安に(アエラ 06.02.27号)
急に子どもが熱を出したから早退するときに「帰る気なのか」ち言われる職場か、「大丈夫、
お互い様だよ」と言われる職場なのか。当然、職場の環境によって子どもを持ちたいと思
えるかどうかが変ってきます。
ある人はこういった。「会社にはいてもらわないと困るけど、いざ自分が休んだから仕事が
回らないかと思うと、そうでもないんだよねぇ・・・。翌日会社に行くとなんということ
もなく仕事は回ってる。」
長らく働いてきた人は、こんなことを心のどこかで実感してるのかもしれない。働くっ
てこんなことなのかなぁ。長須 正明さんは「やたらと休まないこと。そこにいること」
(玄田 有史・小杉 礼子編『子どものがニートになったなら』P.156)とおっしゃっていたっけ。
あなたの職場の誰かが、早退するときに「大丈夫、お互い様。」って声をかけてあげましょ
う。「フン、帰る気か」なんて思っていると、どこかで自分の身に跳ね返ってきて、自分が
そういう立場になったとき、つらい思いをするかもしれないなあ。
これを昔から「情けは人のためならず」というのだった。
情けは人のためにならないから、かけるのをやめましょうという意味ではありません。時々、
勘違いをしている人がいるみたいだけど。
井上智晴
○工藤 啓 「ニート」支援マニュアル(PHP研究所)
”発刊によせて”を玄田有史が書いている。
若者工藤啓がとても魅力的に書かれているのだが、
なぜか読点が気になる文章。おかげで、記者の頭の中は
点(、)だらけである。それに、なんだか熱い。
こんな若者ならお近づきになりたいと思う人もいるんじゃない
かな。
玄田有史の文章の中の「果敢に行動につなげていく」から、
工藤啓という人は28年のキャリアをもつ今でもチャレンジャー
なのかもしれないと思う。
発刊によせてにひきずられて、本文を読むと、
若者らしからぬ冷静さで、自分なりの方法論を述べる。
斉藤環さんも書いているとおり、価値観の押しつけでも
ないし、「こうすればいいんですよ!」というハウツーもの
でもない。マニュアルなのにさ。
「昔からニートは存在した」(P.21)のところで、
日本では所属がないと生きにくいのかなあと思ったりする。
学校に通っていれば
学生になり、働けば職場、家族がいれば家庭・・・。
学歴社会といわれた頃も、その所属(から生まれる将来の有利)
大事に、「大学に行けば・・・」といっていたのかもしれない。
だけど、学校を中退したり卒業したり、家族であっても
相談しにくい人にとっては、こんなところもあったのか!って
投げ込まれた救援ロープになるかもしれない。
そして、この本の最大の魅力だと思うところ。
よくいわれがちな原因・疑問について、「ほどほど」の距離
を保ってみつめていること。
なにかが悪い、悪いといっていても、なかなか前には進め
ないもの。
ある野球選手はテレビでこういっていた。
「自分のできることを100%やる。僕は試合前に必ずおにぎりを
2つ食べ、バッターボックスに入る時には必ず左足から入る」
自分にできる、いつもしていること。
そういえば、記者も時計を忘れた時、気分がのらず、失敗を
してしまい、『運命』(ベートーベン)が頭の中で響きわたったの
だった・・・。あ~あ、また忘れちゃった。
井上 智晴
○「中央公論」2月号
「希望学」で掴む格差社会の正体 玄田有史×宮崎哲弥氏
宮崎さんの鋭い突っ込みに、玄田有史タジタジ。
ウシシ。
「労働の意味は何ですか?」
思わず、大竹文雄先生の『経済学的思考のセンス』より金銭的
インセンティブと非金銭的インセンティブを思い出す。
きょうも【大竹文雄おっかけコーナー】。
成果主義では、おカネやポストがインセンティブになって
いることが多い(それが一番目に見えてわかりやすい)はず。
だが、それだけでもなくて、金銭的・非金銭的がミックス
しているのが本音なんじゃないかなぁ・・・。
みなさん、どうでしょうか。(って同意を求められても困るってさ。)
おカネだけに価値を置きすぎると、24時間戦えますか
(リゲイン)みたいになったり、なんかギスギスして生きにくく
なる気もする。
だから、やっぱり少々の歯止めは必要で、山登りの途中
岩場で休んだり、地図で現在地を確認したりすることも
いいんでしょう。
・・・希望も、目的も、それを支える価値観に突き当たる
気もしてくる。昔と違って、職業(特にカタカナ職業)の
選択肢がすごーく増えたので、霧の中に迷い込むことも
多くなったんじゃないか。
価値観なんてエラそうなこといって、なんだよ!って方の
ために、江川詔子さん流にいうと、「地に足がついている状態」
(希望学”希望サロン”より)だろなあ。
占いと心理学を組み合わせたなんとかとおっしゃる人が
「占いはすべて自己責任でも、すべて運でもない。
いいかげんだ。」
きょうの占い結果は・・・。
とりあえずいいところだけ信じよう。気分は朝からいいかげん。
これでは本当にいいかげん。
井上 智晴
○労働政策(東京大学公共政策大学院)
○講義内容:「非正規雇用をめぐる問題」
○日時:2006年1月18日 16:50-
非正規雇用者数は25~34歳のところで、この10年間で
男性70万人増、女性111万人増と大きく増加している。
「第二新卒」も25歳までというところが多く、
能力や経験の蓄積につながりにくいことが問題。
数字のインパクトはすごいなぁ。しみじみ実感・・・。
コンビニでも早朝から若い人が働いていたりする。
早起きが苦手な者にとっては、それだけでも「感心!」
と思ってしまう。
さらに、会計をすませてからの
「ありがとうございました」がイイ感じだと、「おっ、この店の
アルバイト教育はよさそう」と勘ぐってしまう。
非正規雇用はお客さんがきても
「私は派遣なのでわかりません。」という人がいて、寂しい
との話を聞いたことがある。
お客からみれば、従業員はみなその一員。
結局は、「人材」。
パソコンより、機械よりも、人の知恵。(きょうの一句)
講義をしてくださった方は親しみやすく、丁寧だった。
それでいて大事なところはインパクトがあった。
やっぱり、さわり(=聞かせどころ)だな。
長話しないように気をつけよう。しゃべりすぎ反省。
「おしゃべりな男は・・・」っていわれるから。
井上 智晴
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