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Road to Hello-Work

『ハローワーク』

最近頻繁にハローワークにいく。
ハローワークにいくのが楽しい。

三年前、ある若者と一緒に初めてハローワークに行ったときのこと。

「そんなのあたりまえでしょ!!!」

職業相談コーナーから相談員さんの大きな声が聞こえてきた。
驚いた表情で戻ってきた彼の手にはしっかりと紹介状が握られていた。

何があったん?と聞くと、相談員さんが事業所へ電話する直前に

「面接って時間厳守ですか?」

と聞いたら怒られました。とのこと。

「そら怒るわ」と僕は思わず噴出してしまった。
でもハタと我に返って、彼に面接が時間厳守であることを
教えていなかったことに気が付いた。

「ごめんごめん、面接って時間厳守やねん。言ってなかったなあ」

彼は面接本番を前にして自分の知らないことを聞いただけ。
正直に質問しただけなのだ。

そのやり取りを横で見ておられた労働局の方が「う~ん」とうなった。

僕の目の前に現れる20代、30代の若者たちは様々な理由で
対人関係が苦手であるがゆえに社会的に孤立している人が多い。
社会的に孤立していると社会経験も得ることができないから
どうしても見かけの年齢よりも幼くなってしまうのはやむを得えない。

僕たちもその見かけと中身のギャップに悩みながら支援を続けてきた。
本人たちもそのギャップを不安に思っている。そういった若者と
触れ合う機会のない方が、「面接って時間厳守ですか?」という若者に対して
怒るのも無理ないと思う。

社会経験の少ない若者が自立について長いこと一人で思い悩み、
意を決してハローワークに行っても冒頭の彼ほどではないにしても
相談員さんと若者の内なる思いにずれがあって、「若いのにバイト探してるの?」と
一喝されたり、「しっかりと自分を持ちなさい」などと職業指導(お説教?)されたり
してもう二度と行くもんかとひっこんでしまう若者も結構いる。相談員さんにとっては
忙しいときにきた不可思議なひとりの若者かもしれないけれど社会経験の少ない彼等
にとっては意を決した一発勝負をかけての瞬間でもある。


「う~ん」とうなった労働局の方はこういわれた。
「大変勉強になります。ハローワークは職業安定所です。安定した職業に就いて
いただくことが使命なのでどうしても安定した正社員への道を勧める傾向があるのは
事実です。また、数年前に求職者が殺到したときにそういった対応もあったかもしれません。
ただ、現実先ほどのように窓口にそういった若者も来られるわけです。
なんとか対応できるようにします。」とお話いただきました。

あれから三年。今、僕は若者と共にハローワークに頻繁に行くようになっている。

現在ハローワークでは若者相談コーナーがあったり、職業を紹介するだけでなく相談をしたり、
セミナーを開いたり、事業所の詳しい情報を提供してくださったり社会経験の少ない若者でも
かなり使える施設になっている。

この原稿を読んでくださっている方の中にも、かつてハローワークで嫌な思いをされた方が
いらっしゃるかもしれません。中には今、ハローワークでPCで職業検索をできることをまだ
ご存知ない方もいらっしゃるかもしれません。

ハローワークは、たくさんの求人情報があるだけでなく、代わりに電話をしてくれたりするので
電話が苦手な人でも安心です。相談コーナーがあるので一人で仕事探しが煮詰まっている人や、
面接を受ける事業所のことを詳しく知りたいという人も、応援してくれます。
さらには職業訓練の情報なんかもあります。

もしよかったら思い切って一度行ってみてください。
もしも嫌な思いをしたら日を代えて違う担当者が席に座っているときに行くことも手だし、
ちょっと離れたハローワークに行ってみるのも手です。きっと何かが始まると思います。

また、もしも一人で心細かったら家族以外の誰かといってみるのもいいかもしれません。
ハローワークに一緒に行くだけで仕事が決まる人は私の経験では今のところ
大体2割ぐらいです。

「ハローワークは一緒にお仕事探しをするところです」

「ハローワークはやりたいことが見つかっていない人がいればその人なりの仕事探しを
相談しながらに見つけていく場所です」

「ハローワークは自分にとって働きやすい仕事場を見つけるお手伝いをするところです」

「ハローワークは仕事探しをしている人が自分自身にあった仕事を見つけたら
その仕事への就職への可能性を一緒に高めていくプロがそろっているところです」

「仕事探しをあきらめなければ必ず見つかります」

by尊敬するハローワーク関係者の方々

井村良英

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コメント (2)

ななし:

ニート歴が長いおいらが使えると体感している基本動作原理のひとつ
”「どうしようかな?」と思ったときには、 相手の「驚き」を最小にするような選択をすべきなのです。 それが「驚き、最小の法則」です。”

Lenazo:

玄田教授は、いつから自己啓発作家になったのでしょうか。

怒鳴りつける労働問題に無知な旧来型の老人と、子ども扱いしてスポイルする玄田教授、というただそれだけの差。ここで批判されている無知な職安職員とさして変わりがあるとは思えないのですが。

なれない事は辞めて活動を停止しなさい。

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