本当に大事なときに休んでしまう人がいます。
学校の行事で言うと、卒業式とか、遠足の日とか。
そういう大事なときに休んでしまうことを「不登校病」と
いうのだ、ということを随分前に不登校経験者のM君から
教えてもらったことがあります。
最近、大事なときに休んでしまった22歳のA君がいました。
これは、きっとM君から教えてもらった「不登校病」だ!と
ピンときたので、その日の夜に電話をかけたら、
次の日に会うことができました。
(一回休むと、次もまた行きづらくなるので早期に
対応することが必要です。)
かなり緊張の面持ちの彼に、ニヤニヤしながら
(不登校病だろうという目つきで)「昨日なんで休んだん?」と
聞くと、プーッと彼はふきだして「何でわかったんですか?
(不登校病のことを・・・)」と、問題は無事解決して今、
彼は元気です。大切なことを教えてくれてありがとう、M君。
その後、A君は、何度か不登校病を繰り返しました。
仲間にも迷惑をかけました。そこで、彼はたまらず
「実は、僕大事なときに休む癖があるんです、迷惑かけてすいません」と
カミングアウト。仲間は、ほぼ、不登校経験者なので、
彼の話が本能レベルでわかるらしく、
「気にしなくていいよ、僕達もそうだから」と
一人一人一言ずつ声をかける。
そのときの彼の晴れやかな表情と、
その後の仲間達の結束力の高まりの様子は、
忘れることができない。
自分の問題にちゃんと向き合っている人の力を
見せ付けられた思いでした。
井村良英
A´ワーク創造館 TEL06-6562-6142
http://www.adash.or.jp/












