○大竹 文雄著 「経済学的思考のセンス」(中公新書)
このあいだ、この本を読んだ。記者も玄田有史も
お気に入りの1冊。
最初からおもしろく、「3低」腰が低いどころか背の
低いオノコたちを勇気付ける内容。
背が低いったって、現代人オノコは戦国時代の武将
武田晴信や長尾景虎に比べれば、ずっと足が長いはず。
これじゃ、何の慰めにもならないか・・・。
運動部に入っていたほうが有利とはいえ、
バスケットボールにしろ、バレーボールにしろ、そもそも
背が高いことがほとんど暗黙の条件みたいになっているのが現実。
「身長プレミアムは日本の場合、0.5%なのだ。
・・・ゼロかもしれないという可能性も棄てきれないのだ。」(9頁)
へー、ほー、背の低いオノコに朗報!
なんか、週刊誌の見出しみたいだ。みんなに宣伝してあげようっと。
ある医者に「長時間労働が日本人男性の肥満をもたらす
は本当ですか?」(27頁より)と大竹本の検証をすべく
(しなくてもわかりそうだが)、聞いてみた。
曰く、「そうです。夜遅く食べるのが太るんです。それで
朝お腹がすかないなんて当然。だからね、5時か6時ごろ
おにぎり1個でも食べるといいのよ。そうすれば、一気に
食べるってことないから。」
さすが、大竹説。体重の増加に悩む日本人男性は
長時間労働を減らし、早く夕飯を食べるがいい。
(『料理の鉄人』を思い出し)ってことか。
いちいち大竹説を検証する記者も記者だ。
これからの残業スタイルは、おにぎり片手に大竹本
(=「経済学的思考のセンス」)とまいりましょう。
井上 智晴












