「キャリア教育に思う」
(”中央公論”11月号)
岡本太郎さんは、迷ったとき、自分は必ず
危険な方を選ぶと決めて生きてきたそうだ。
(『自分の中に毒を持て』青春出版社)
さすがに炎の芸術家、高尚な感じがする。
わたしたちにゃ、なかなかね、と思い、溜め息。
だけど、毎日迷う。お昼に丼を食べるか、ラーメンを
食べるか。紺のネクタイがいいか、赤のネクタイが
いいか。
もっと迷うこと。2つのうち、どっちの会社に行くか
とか。
玄田曰く、「キャリア教育とは、人生で迷ったとき
にどうするかを具体的に説くもの」だそうだ。
もう~、迷ってるから読んでるってのに、硬くてよく
わからん。学者っていうのは、小難しいことをいう
もんだ。
「だるまさんがころんだ」という昔の遊び、
始まりは「はじめの一歩」だ。鬼が替わるかどうかも
わからないけど、とにかくこの一声で鬼に少しずつ
接近していく。
鬼に動いたのをみられて、「うわ、しまった。」と
思うこともある。逆に、「やったぞ。」と思うことも
ある。
このじわりじわりと鬼に迫っていくスリルが
なんともいえず、しびれてしまう。失神。
井上 智晴












