柴田倫世がこの人に聞く 時代を読むキーワード
「ニート」
ゲスト○玄田 有史(東京大学社会科学研究所助教授)
(『婦人公論』10/7)
ニートの人は「いっぱい、いっぱい」と口にする。
「ニート」がキーワードなんじゃなくて、「いっぱい、
いっぱい」がキーワードなのかと思うほど。
それも、こんな使い方は玄田有史の年代ならしなくて、
柴田倫世さんの年代ならするそうだ。
そら、年のせいだ。と思った方のために、ちょっと
辞書をひいてみよう。
なになに、
「いっぱい」 ぎりぎり、ありったけ
「いっぱい(一杯)」 (1)1つの容器に入る量
(2)酒を少し飲むこと
(・・・中略・・・)
(1)たくさん (2)限度であるさま、ぎりぎり
(国語辞典【第8版】旺文社より)
ほうー、ぎりぎりっていう切迫感が「いっぱい、いっぱい」
になるのか?
玄田有史ならきっとこう言うだろう。
飲めない人を目の前にして、「ほら、ボクがそのビールを
飲んであげるよ。」
これもりっぱな人助け?それとも、ただの酔っ払い?
柴田さんはとても美しい。しかも、話の歯車が
かみあっている。いっぱいの水をサッサと流す水車
のようだ。
みなさん、若者が「いっぱい、いっぱい」といったら、
そっと愛の手をさしのべてあげましょう。
「そこにいればいい」と。(玄田ラヂオにも愛の手を。)
あ~、別の古い辞書を使ったら茶色に変色してました。
御年35歳ぐらいかなあ。いたわってあげなきゃ。
おじいさん。
井上 智晴



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