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解くと結ぶ

 『ニート-フリーターでもなく失業者でもなく』
(2004年7月 幻冬舎 曲沼美恵氏との共著)


 「大きくなったら何になりたい?」
子どもの頃を思い出してみよう。何度か
聞かれたことがあるはずだ。

 小さい頃は「サッカー選手」でも「大工さん」
でも「お医者さん」でもよかった。

 なるのがすごく難しくても、近所の人たちは
「へえー、すごいのねぇ。」なんていってたっけ。

 だけど、高校生ぐらいにもなると、
「公務員」とか「やりたいことが見つからない」
とか。

 やりたいことが見つからなくても、不幸な
ことじゃない(259頁)。ニートは、他人と
なぜかつながれない。

 昔からPTA会長とか1丁目自治会長なんか
世話好きおじさんがやっていた。でも、仕事
が忙しいから、近所に親しくつきあっている
人がいないからと、敬遠される役目になった。

 なかには、自分の父親がPTA会長になると、
「お父さんが卒業式に壇上にあがるから、
恥ずかしいヨー。」という子もいた。
恥ずかしいのは、父も子もお互い様。

 玄田有史と曲沼美恵さんが14歳の
職業体験を取り上げたのも、やりたいこと
呪縛を解いて、実感をつかみ、近所を結ぶ
ことに意味があると思ったからじゃないかな。

 きたれ、世話好きの大人たち。
ほつれたハッピの糸をほどいて縫い直し、
夏祭りの準備をしよう。

 ★
 コメントをいただきまして、ありがとう
ございました。ご質問にお答えします。

 筆者は玄田有史がこもるにふさわしいのは
どこかと考えて、暑さも手伝い、山寺を選び
ました。涼しそうでしょう。

             井上 智晴

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コメント (2)

操作に不慣れなもので、トラックバックを2回送信してしまいました。大変失礼しました。1つは削除していただいて結構です。
本日はじめてこのブログを知りました。これからも訪問させていただきます!

はじめまして。ぼくもmixiから飛んできました。希望学にはとても注目していますので、ぜひ頑張ってください!

それと申し訳ありませんが誤って「夏の終わりに」のほうにもトラックバックを送信してしまいました。お見苦しいようでしたら、恐縮ですが、削除していただけると、ありがたいです。

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